Change2010-08-18

朝7時から、バイク屋に持ち込みキャブの調整を終わらせ、世話になった友人に別れを告げる。
ホントは別ルートを通りたかったが、これ以上トラブルが起きるのを避けるため、平坦な道と村の多い、もと来た道を戻る。
なのであまり面白くないので、ただひた走る。横風が強くシンドイ。

ちょうど12時に、ボリビアの米どころYapacaniに到着。
入った定食屋のメニューはアンティクーチョ日本風に言えば"ハツ"の焼肉定食。うまい!おまけに米もこっちのパサパサ米でなく日本米のようでうまい。

ピーナッツの粉で作ったスープ。(大好き)と牛の心臓の焼肉!

食後は、眠いがただひた走る。

夕方6時、陽が陰ったころ峠の頂上に到着。
寒くなってきたので持ってきたスキーパンツを履き、再始動しようとすると、スターターが回らない。ライトもつかない!!
今度は何が起きたのかと、エンジン周りを見ようとすると、
「ゴトッ!」と後輪あたりから音がした。
なんと今度は、バッテリーが外れて落ちた。
実はこのバイク、得体が知れず、中古で買ったときにはバッテリーステーが切除され、元の位置とは全然違うところにボルトで留められていた。
が、買ってから、自分で元の位置に近いところに厚めの車のホースバンドで固定していたのだが、途中何箇所もあった未舗装部分をかっ飛ばしたとき、振動でバンドがちぎれたらしい。
しかし、またしても走行中でなく、停車中にトラブルが起きるというのが信じられない。
そんなことで、電源ケーブルも切れず。
何とか荷造りロープで縛りつけ、真っ暗になった峠道を恐る恐る降りていった。(もうこれ以上トラぶるなよ)
最後は、飛び出して来た犬にぶつかっただけ(幸い両方とも無事)で今回の旅を終えることができた。

それにしてもトラブル続きも、なぜか大事に至らない不思議な旅でした。

お付き合いくださった方々、どうもありがとうございました。