4000m降下→上昇1600kmライド敢行! 其の4

Change2010-08-17

チェーンも買って、家から送ってもらったスプロケも日曜日には引き取り、
月曜日の朝に宿泊していた友人宅の近くのバイク屋のオヤジに取り付けてもらう。
オヤジは、「これからOruroに帰るなら、オイルとプラグも換えたほうがいいぞ」というのでオヤジを後ろに乗せ買いに行く。ちなみにこちらのバイク屋は修理専門で部品は自分で調達する必要がある。
←旅行前に替えたがさすがにもう真っ黒。


そんな訳で、メンテをしてたら出発が11時になってしまった。
こっちに来てから感じていたのだが、加速がものすごくいい。パワー20%増量という感じである。本来の250ccのパワーを初めて知った。
よっしゃー!っと来た道をアクセル全開で走り出して20分、ちょうど街を出たあたりで
ブ・ブ・ブッ・・・・ アレッ? エンジンが何の前触れもなくとまってしまった。見た目には何もおかしなところなし。
なんでやー?メンテしたばっかりやろがー!! 心の中で叫びつつも。周りに民家なし。
仕方なくバイクを反対車線に渡し、トボトボと押すこと5分、なんと、後ろからレッカー車のような車が近づいてくるではないか!?
迷わず親指を立てると、止まってくれ、降りてきたのは警察官!
どうももっと先で起きた事故の処理に行っていたらしい。
エンジンがかからないと話すと、
「俺の知り合いに腕のいい修理屋がいるからそこまで連れて行ってやるよ」と快く引き受けてくれた。
なんというシチュエーション。 問題がおきてもこうもうまく解決するものか?
およそ、どう見ても60年代の車のように見えるオンボロレッカー車に哀れに吊り上げられる我がDR。
しかしこの姿もカメラに収めず修理屋に到着。

左は運良く遭遇したレッカー車。右の写真の上が本物NGK。下が解けてしまったコピーモノのNGK
結局1時ごろバイクや到着。調べてみると、なんとスパークプラグが溶解している!!
なんと調べてみると、買ったプラグはコピーモノだった。
あとで買った本物と比べると確かに細部が違う。
ちゃんと日本製を!と念を押してNGK買ったのに!
それにしてもこのプラグ、30分で死んでしまったことになる。
バイク屋の親父は
「キャブが高地仕様だからガソリンが薄くてシリンダー内が高温になって、解けたんだよ」と、言われたが、薄いのはその話の信憑性だと思う。
しかし言われたとおりに、大き目のメインジェットを探しに同じ区画にある自動車パーツ屋に言ってみせる。
「この型のメインジェットある?」  「ああ、あるよ。これはフォードのだ」・・・・ 確かに付いた。よく解らない。

そんなこんなで、サンタクルスにもう1泊する羽目になった。